楽しみのエッセンス

『絵は好きだけど、個人で楽しむにはちょっと敷居が高くて、、』
 
そんな声をよく耳にしますが、
実はほんのちょっとしたコツを知るだけで、
絵はぐっと身近な存在となり、あなたの生活に素敵な彩りをもたらしてくれます。
 
絵を楽しむための、とっておきのエッセンスをご紹介いたします。
 

 

歴史の中の絵

人類史上ずっと古い時代から、絵は人間の生活の中に存在し、
人々の生活に寄り添ってきました。
 
ラスコーの壁画には、何百もの牛や馬がダイナミックに描かれており、
当時の人々の狩猟の成功への願いが込められていたとも言われています。
 
人がより良い生活を求めるとき、絵はその願いを表現するための適切な手段であり、
人類の様々な想いや情熱が、壁面や紙、キャンバスの上に描かれてきました。
 
一度描かれた願いは生活空間の中に飾られ、夢が実現するまでの長い道のりの道標として、
人々の生活の中に息づいていました。

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ラスコー洞窟の壁画


ところが長い月日を経た今、いつしか絵には、
日常生活からかけ離れた場所にある高貴なもの、
とても個人では所有できない文化財のようなもの、
というイメージが定着してしまいました。
 
『願いをかなえるための道具』という本来の意味が忘れ去られ
『希少価値』や『逸話』の要素だけが強調された結果、
このような姿になっているのだと思います。
 
絵本来の楽しみ方は、『夢や願いの道標』として、
普段の生活空間の中に飾り、眺め、楽しむことだと思います。
 
目が飛び出るような価格の骨董品ではなくても、
有名な画家が描いたお墨付きの作品ではなくても、
あなたに相応しいと思える絵を選び、楽しむことが大切です。

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大好きなものに囲まれて過ごす

お気に入りのお茶を入れ、大好きな音楽をかけて、
前からずっと読みたかった本を本棚から取り出し、そっとページをめくると、、
 
そこには、あなただけの特別な時間が流れはじめます。

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好きなものに囲まれて過ごす時間は格別なものです。
忙しい時には忘れかけていた暖かい気持ちを取り戻して、
ゆったりとしたやさしい時が流れ始めます。
 
人としての暖かさを育み、自分らしさや感性が磨かれていく
黄金の時間です。
 
『毎日頑張って働いているんだから、
せっかくのお休みは自分らしく過ごしたい!』
そんな思いが、あなたの休日をより濃密なものにします。
 
自分の『好き』に囲まれ、存分に味わうことで生まれる
何とも言えない柔らかな時間、極上の時間の魅力を、
ぜひ体験してみてください。
 
 
 

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家、笑う

俳句には、『山笑う』という表現があります。
春の山の草木が一斉に若芽を吹いて明るい感じになることを言うそうです。
 
家にも、いつもの空間がスっと垢抜ける瞬間、『家笑う』瞬間があります。
たとえば、久々にお客様をわが家にお迎えするとき。
 
急いで掃除して、ゆうべから準備していた料理の味をみて、
お客様用のテーブルウェアを並べて、、。
ばたばたと準備して何とか約束の時間に間に合い、最後にお花を飾った瞬間。
 
『あら、うちってこんなにきれいだったかしら?』と思うくらい、
いつも見慣れた空間が急に変わって見えたことはありませんか?
 
私たちは自分自身を彩り、よりよく見せるための細かな方法を実によく知っています。
自分の顔立ちにはどんな色や形の服が似合うかちゃんと知っていて、
世にある沢山の服の中から目的にあったものを選んでおしゃれに着こなします。
 
特別な日にはちょっと髪型を変えて、雰囲気を変えて見せたり。
ネイルやアクセサリーの選び方ひとつでも、人に与える印象はずいぶん変わります。
背筋をすっと伸ばして姿勢を正すだけでも、気持良い印象になります。
 
その工夫を、あなたが長い時間を過ごす場所である自分の家に施した時、
その空間は間違いなくガラッと変わります。
 
livingroom01自分の家や部屋に対して、
『いつもありがとう。』という感謝の気持ちを持ち、
似合いそうな絵を飾ったり、壁紙やカーテンを変えてあげたりしてあげると、
空間が『にこっ』と笑い、輝きを放ち始めます。
 
日々過ごす空間をいつくしみ、そっとなでてあげるつもりで
家や部屋を飾ってあげると、表情豊かな空間が生まれるのです。
 
そして、そんな場所で過ごした時の積み重ねは、
あなたの人生に穏やかで豊かな実りを与えてくれるはずです。
 

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