テンペラ工房 制作日誌

テンペラ工房 制作日誌

新しい作品の下描き2

 

新しい作品、地味ですが少しづつ、
この間から描き続けています。
 
まだおぼろげで、全体像がスカッと見えてこない
もどかしさがありますが、
生き物が創り出す有機的な形を、
ひとつひとつ描き重ねていきます。
 
新しい作品の下描き02
 

新しい作品の下描き

 

新しいテンペラ作品に取り組んでいます。
 
この冬、ひと冬かけてじっくり、
温めるように、
描いていく予定です。
 
先週までに必要な大きさの石膏下地を作ったので、
今日から下描きです。
 
画面の一部。
 
新しい作品の下描き
 
いつもは、石膏への下描きの時点で
ほとんどのモチーフの配置や形状が9割方Fixしているのですが、
今回は、細かく描いていくうちに画面の中に自然に生まれる形を追っていきたくて、
まだ5割位しか決まっていません。
 
丁寧に、密に、描きながら、
詰めていきます。

展示のためのスケッチ2

 

今日も、三分一湧水に来ています。
 
シュッと、地面から噴き出すように生える草。
 
草のスケッチ0201
 
地面から湧き出る泉と、
その水の恩恵を受けて、湧き出るように生える草。
 
草のスケッチ0202
 
しなやかに、内から、
外へ外へと向かっていくかたち。
 
外から内へ、ではなくて。
 
草のスケッチ0203
 
その美しい方向性、力の向きのようなものを、
作品に取り入れられればと思います。

展示のためのスケッチ1

 

今日は、三分一の草をスケッチしたくて、
鉛筆とクロッキー帳を持ってやってきました。
 
しっとりとした森林のなかに、
ぷちぷちと、湧き出るように生えてくる
名もない小さな草たち。
 
三分一湧水でのスケッチ1
 
泉のきれいな水を吸って、
泉のように。
 
三分一湧水でのスケッチ2
 
泉が湧き出るように生えている様を、
とらえたくて、鉛筆を走らせました。

何枚か並べて

 

今度は何枚か連ねて、デッサン。
 
はたはたと、連続して空から落ちてくるイメージ。
 
連続して描いたイチョウ
 
あるいは、路の少し先の方まで、イチョウが落ちているイメージ。
 
連続して描いたイチョウ02
 
連続して並んでいるのを描いていたら、ふと、
2月に雪の上で見つけた、けものの足跡のことを思い出しました。

2枚のイチョウ

 

先月、モチーフが欠けてしまった時に描きはじめたデッサンの仕上げです。
イチョウを2枚、画面に配置して描いてみました。
 
空を、ひらひらと舞うイメージ。
 
イチョウの葉を2枚デッサンしたところ02
 
または、路に2枚、並んで落ちているイメージ。
 
イチョウの葉を2枚デッサンしたところ01
 
扇形のきれいな形が、絵の中でぱっと、
華やかに広がると良いなと、思いながらのデッサンでした。

イチョウが欠けても、

 

去年の秋に拾ったイチョウ。
 
何度も手でつかんで描いているうち、
乾いてパサパサになっていた葉が、
遂にパリンッと、欠けてしまいました、、!
 
でも何とか、欠ける前の姿を写しとれました。
 
欠けたイチョウの葉とイチョウのデッサン
 
欠けても、このひと冬を共にした
大事なモチーフです。
 
欠けたイチョウの葉

イチョウの葉のデッサン その2

 

葉の付け根からスッと伸びて広がるイチョウの葉。
 
先月魅せられてから、コツコツと描きつづけています。
 
イチョウの葉のデッサンその2の1
 
『広がる』、ということからか、描く大きさも、
何故だかどんどん大きくなってきました。
 
イチョウの葉のデッサンその2の2
 
石膏にテンペラで描くまでに、
あと数回はこうして紙の上でのデッサンを繰り返して、
色々とイメージをふくらませていこうと思います。
 

イチョウの葉のデッサン

 

去年つくった落ち葉ボックスの中から、
イチョウの葉を拾い上げてデッサンしてみました。
 
イチョウの葉のデッサン
 
脈が、中心からスッと広がっていく様が美しい葉です。
 
どこまでも広がっていく様子を、
もっと何枚か、描いてみようかと思います。
 

くるみの葉のデッサン

 

もみじの葉に夢中になっていた先月から、
負けじと毎日工房の前にひらひらと落ちてきていたくるみの葉。
 
『描いて!』と言われているような気がして、
デッサンしました。
 
くるみの葉のデッサン
 
葉は、見ればみるほど、描けば描くほど、
その奥深い魅力にどんどん惹き込まれていきます。
 
自然のモチーフが少なくなるこの季節、
落ち葉は魅力的なモチーフです。

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