テンペラ工房 制作日誌

テンペラ工房 制作日誌

本物の香り

千の作業よりも、万の手数よりも、一番大切なもの。

それは人間の人間臭い香りだと思う。

 

どんなに美しい描画方法も、どんなに手の込んだ技法も、

それだけでは絵にはならない。

 

絵に、本当に必要なのは、それらを束ねるたったひとつの、

人間臭い、生きているものの香りのようなもの。

 

この上なく不完全で、うつろいやすく、どうしようもなく情けない、

けれど私らしいと言えるもの。

 

絵の根幹をなすのは、そんな香り。

わたしをわたしたらしめている、そんな香りだ。


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